1月百貨店統計|初売り&クリアランスセール不調で売上高4927億円2.9%減

日本百貨店協会から1月の「百貨店売上高概況」が発表された。調査対象店舗は79社218店舗で、12月から1店舗減った。

1月の売上高は4927億0517万円、前年同月比2.9%減で、3カ月連続で前年を下回った。

米中貿易摩擦などの海外要因による先行き懸念や株価の変調で消費心理が冷え込み、初売り・クリアランスセールは不調だった。また好調だったインバウンドも中国の景気減速や1月1日に施行された「電子商務法」による免税品規制強化で苦戦した。下旬のウインターバザールは好調だったが、前半をカバーするまでには至らなかった。顧客別で見ると94.7%を占める主力の国内市場は2.6%減、またインバウンドも2.6%減と26カ月ぶりに前年を下回った。

「主要10都市」は3.1%減で2カ月連続の前年割れだ。神戸▲7.9%、広島▲5.3%、大阪▲3.8%、横浜▲3.2%、京都▲3.2%、東京▲2.9%、福岡▲2.1%、仙台▲1.3%、名古屋▲1.2%、札幌▲1.1%。

10都市を除く「地方」は2.5%減。21カ月連続でマイナスが続く。その中で北海道は、前年が▲7.6%だった反動もあって、22.5%増と大きく伸長した。

主要都市も地方もマイナスだが、10都市の方が減収幅が大きく、地方との伸び率格差は21カ月ぶりに逆転している。

主要5品目は、衣料品▲5.2%、家庭用品▲3.3%、身のまわり品▲2.4%、食料品▲1.2%、雑貨▲0.8%とすべて前年同月を下回っている。

1月の大手百貨店4社は、すべて前年を下回った。(%は前年同月比)

(株)三越伊勢丹ホールディングス・国内百貨店事業は▲5.3%。
(株)J.フロントリテイリング・百貨店事業は▲ 4.0%。
(株)エイチ・ツー・オーリテイリング・百貨店事業は▲2.8%。
(株)髙島屋は▲1.6%。

百貨店協会の数値が2.9%減だから、三越伊勢丹とJ.フロントは厳しい1月商戦だった。

>全国百貨店売上高概況2019年1月

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