4月労働力調査統計|完全失業率0.1ポイント低下の2.4%/就業者76カ月連続増

総務省統計局から2019年4月の「労働力調査(基本集計)」速報が発表された。

4月の就業者は37万人増えて6708万人。76カ月(6年4カ月)連続で前年同月を上回っている。就業者には大きく分けて、「自営業主・家族従業者」と「雇用者」がある。

雇用者数は5959万人と、前年同月より43万人増加していて、こちらも76カ月増え続けている。

このうち、正規の職員・従業員は3500万人。前年同月に比べて33万人プラスで53カ月連続の増加だ。非正規の職員・従業員は12万人増の2116万人と、19カ月連続で増えている。

就業率は60.5%で前年同月に比べて0.4ポイント上昇した。

産業別従業者を見ると、卸売業・小売業の従業者数は1081万人と最多人数で、前年同月に比べて3万人増加した。製造業は1057万人で、4万人増加している。

最も伸長したのは、教育・学習支援業で、17万人増加の326万人。

完全失業者数は前年同月に比べて4万人増えて176万人。2カ月ぶりの減少だ。季節調整値の完全失業率は2.4%で前月に比べて0.1ポイントの低下。

関連カテゴリー

統計 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧