5月労働力調査統計|就業者77カ月増加の6732万人・小売業8万人減少

総務省統計局から2019年5月の「労働力調査(基本集計)」速報が発表された。

5月の就業者は34万人増えて6732万人。2014年1月から77カ月(6年5カ月)連続で前年同月を上回っている。就業者には大きく分けて、「自営業主・家族従業者」と「雇用者」がある。

雇用者数は前年同月より62万人増加して5993万人。こちらも77カ月増え続けている。

このうち、正規の職員・従業員は3535万人。前年同月に比べて24万人プラスで54カ月(4年6カ月)連続の増加だ。非正規の職員・従業員は27万人増の2106万人と、20カ月連続で増えている。

就業率は60.7%で前年同月に比べて0.4ポイント上昇した。

産業別従業者を見ると、卸売業・小売業の従業者数は1069万人と、前年同月に比べて8万人減少した。次に従事者が多いのは製造業の1068万人で、こちらは3万人増加している。

完全失業者数は前年同月に比べて2カ月ぶりに7万人増えて165万人。季節調整値の完全失業率は2.4%で前月と同率だった。

>労働力調査 (基本集計)

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