4月チェーンストア統計|既存店0.4%増/相場高・価格上昇でプラス
日本チェーンストア協会(東京都千代田区、尾崎英雄会長)が4月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。
会員企業数が前月の54社から47社に減少しているため、調査店舗数も大幅に減少している。4月の店舗数は9155店で、前年同月より1547店舗減、前月より1765店舗減っている。
4月の総販売額は1兆0146億3207万円で、前年同月比は全店で91.7%、既存店は100.4%だった。
4月度は、「食料品」は節約志向からの買上点数減少が見られたが、農産品の相場高や店頭価格上昇もありまずまずの動きだった。売上構成比68.7%で、売上高は6969億5948万円。既存店前年同月比は101.4%。
「衣料品」は、気温の低下により春物商品の動きが鈍かった。構成比は5.1%で、売上高515億9624万円、既存店81.0%で前年割れとなった。
「住関品」はまずまずの動きだった。構成比20.6%で、2095億1414万円、既存店107.1%。
1㎡当たり売上高は4万4387円で、前年同月より1.2%減少した。
なお5月17日、(株)フジの尾﨑英雄会長が日本チェーンストア協会の会長に就任した。