9月スーパーマーケット統計|売上高1兆0730億円3.8%増/既存店2.4%増
一般社団法人日本スーパーマーケット協会(JSA)、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)、一般社団法人全国スーパーマーケット協会(NSAJ)の3団体が、2025年9月の販売実績速報を発表した。9月は3団体会員企業のうち、パネル270社の8403店舗を集計している。
総売上高は1兆0730億3448万円で、前年同月比は全店103.8%。既存店売上高は1兆0534億2612万円で102.4%だった。2023年2月以降、32カ月連続で前年を上回っている。
売上げの内訳は、食品が9878億2164万円で既存店102.7%。一方、非食品は610億1648万円の98.7%で昨対マイナス。その他が241億9675万円で100.0%の横ばいだった。
食品の生鮮三部門合計は3619億3361万円で101.3%。そのうち青果は1540億4501万円で100.9%、水産875億2790万円で102.0%、畜産は1203億6070万円で101.3%。惣菜は1212億5077万円で103.4%、日配は2218億8359万円で104.4%、一般食品が2827億5367万円で104.4%だった。
エリア別では、北海道・東北地方が既存店100.2%、関東地方が103.0%、中部地方が101.9%、近畿地方が103.3%、中国・四国地方が101.6%、九州・沖縄地方が104.6%と、全エリアで前年をクリアした。
また保有店舗数別では、1~3店舗のみ98.7%と前年を割ったものの、4~10店舗は100.6%、11~25店舗は101.6%、26~50店舗は101.8%、51店舗以上が102.8%となった。
9月の店舗平均月商は1億2770万円、 売場1㎡あたりの売上高は7万6000円だった。