とりせんnews|8/30とりせん蔵の街店(573坪)最新コンセプト満載で開業
(株)とりせん(群馬県館林市、前原宏之社長)は8月30(木)、栃木県栃木市に573坪の「とりせん藏の街店」をオープンする。
同店は、下都賀病院跡地への出店である。栃木市内の太平山公園と市街地を結ぶ県道269号線に面し、近隣には官公庁、学校が多い。商圏1km圏内には、5496世帯、1万2344人が住む。昼間人口が多いため、夕刻の勤め帰り客の来店も期待できる。また高齢化が進む地域でもあるため、「ひとにやさしいまちづくり条例」の認証取得を行って、高齢者対策を講じる。
建て替え中の栃木店の商圏を保持しつつ、より一層同エリアのドミナント強化に資する店舗と位置付けられている。
蔵の街店のコンセプトは「お客様との信頼感の醸成」。店舗内装および外装を一新した「新コンセプト店」で、昨年6月にオープンした助戸店(栃木県足利市)に次ぐ6号店となる。
そのとりせん新コンセプト店「蔵の街店」の特徴は、第1にハードウェアとして、施設内に「おもいやり駐車場」、「授乳室・ベビーシート」、「AED(突然の心停止を起こして倒れた人を、そこにいる人たちがその場で使って倒れた人の命を救うことができる医療機器)」を配備する。
店内照明および駐車場外灯にはLED照明を使用し、冷凍食品・アイスクリーム売場は、二酸化炭素冷媒を使用した冷凍ショーケースを導入する。また、古紙・段ボールやペットボトルの回収リサイクルステーションを設置し、環境対策を進める。
さらに顧客がいつでも荷物が受け取れる宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」を設置する。栃木県内のスーパーマーケットでは初めての設置である。
第2にマーチャンダイジング面でも、各部門ごとに特徴をつくる。
生鮮部門は時短調理や中食需要の高まりにあわせたレンジコーナーを設置し、全体に鮮度最重視の品揃えを展開する。
青果売場には、近郊・周辺地区の生産者が育てた地場野菜コーナーを設置する。
精肉売場では、地元のブランド和牛「おやま和牛」をはじめとして、八幡平もち豚、東北味彩鶏などで差別化し、毎日、切り立て・挽き立てで提供する。
鮮魚売場では、全国の有名漁港で水揚げされた新鮮な海の幸を提供する。顧客の注文に応じて調理も引き受ける。
惣菜売場では、素材を吟味し、味にこだわった和惣菜を供給するほか、洋風メニューに関しては「グリルキッチンコーナー」を設ける。また、地域の食材を使用した弁当や惣菜を提供する。
グロサリー部門では「減塩」や「低カロリー」、「脂質・糖質OFF」、「無添加」、「美容」、「特定保健用食品・機能性表示食品」といった健康を基軸とした商品を揃える。
また各コーナーで「地元の味」と題して、地場商品や栃木市に工場のあるメーカーの商品を積極的に販売する。
一方、冷凍食品やアイスクリーム、パンなど生活必需品はエブリデーロープライス作戦を取る。
商品以外のサービスとして、毎日無料で持ち帰ることのできるピュアウォーターと有料のミネラルウォーターが、用途に合わせて選べる自動販売機を設置する。
店内にはイートインコーナーを配置し、購入した食料品をその場で食べることができる。また、料理教室や食育教室などのイベントを企画するほか、環境にやさしいマイバスケット、マイバックを販売する。
2018年段階のスーパーマーケットとして最新トレンドを丁寧にとらえた新店である。
同店の開店により、店舗数は群馬県28店舗、栃木県20店舗、茨城県10店舗、埼玉県3店舗の合計61店舗。栃木市内では5店舗目の出店となる。
■とりせん蔵の街店 概要
店長名/小澤龍太郎(おざわ りゅうたろう)
所在地/栃木県栃木市富士見町5番30号
開店日時/2018年8月30日(木)午前9:00
年間休日数/1日
営業時間/9:00~22:00
年間売上目標/16億5000万円
総敷地面積/1万8271㎡
売場面積/1892㎡(573坪)
駐車台数/251台
商圏内世帯数
・1次商圏(0~1㎞)5496世帯(1万2344人)
・2次商圏(1~3㎞)2万3491世帯(5万4654人)
テナント
・マツモトキヨシ(ドラッグストア)
・ワッツウィズ(100円均一)
・ランドリーカーサ(コインランドリー)
・うさちゃんクリーニング(クリーニング取次)
・エミューアットカラー(美容室)
・足利銀行(ATM)