7月日生協統計|総供給高2369億円1.4%増/宅配は前年割れも店舗は前年超え
日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区、新井ちとせ代表理事会長)が、2025年7月度の供給状況(売上高)を発表した。全国の58主要生協の実績をまとめたもの。
総供給高は2369億2800万円で、前年同月比は1.4%増加した。店舗供給高は783億7200万円で5.4%増、宅配は1541億4500万円で0.6%減。また、その他供給高は44億1000万円で4.4%増だった。
店舗供給高は、2023年4月度から29カ月連続プラス。また客数、客単価も前年を上回っている。
近畿以西の地方で6月下旬までに梅雨明けし、高気温の日が続いたことで夏向け商品の利用が増えた。雑貨を除くすべての食品分類で前年を超過した。米は、備蓄米の取り扱い以降、点単価は減少、販売点数は増加の傾向となり、引き続き前年同月比で伸長している。
宅配は、曜日まわりによる計上営業日数減の影響により、前年比99.4%だった。利用人数は前年に届かなかったものの、客単価は前年を上回り、引き続き米の販売単価上昇の影響を受けている。