8月労働力調査|就業者数6835万人・37カ月連続増/卸・小売業20万人減

総務省統計局が2025年8月の「労働力調査」を発表した。

7月の就業者数は6835万人で前年同月に比べて27万人増加した。37カ月連続の増加だ。就業率は62.3%、15~64歳の就業率は80.0%。

正規の職員・従業員数は3711万人、前年同月に比べて52万人増加。非正規の職員・従業員数は2111万人、16万人減少。8カ月ぶりの減少となった。

主な産業別就業者数を見ると、最も多いのは「卸売業、小売業」で1045万人。次に多いのが「製造業」の1039万人。また産業別で大きく増加したのは「サービス業(他に分類されないもの)」が29万人増、「医療,福祉」が17万人増、「教育,学習支援業」が12万人増、「金融業,保険業」と「不動産業,物品賃貸業」の11万人増。

完全失業者数は182万人で、前年同月に比べ7万人増加。完全失業率(季節調整値)は2.6%で、0.3ポイント上昇した。

なお、非労働力人口は3942万人で52万人減少した。42カ月連続のマイナスだ。

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