10月百貨店インバウンド動向|免税売上高547億円7.5%増、8カ月ぶりにプラス

(一社)日本百貨店協会(東京都中央区、好本達也会長)のインバウンド推進委員会が、2025年10月の外国人観光客の「免税売上高・来店動向」を発表した。調査対象はインバウンド推進委員店の87店舗。

10月の免税総売上高は約546億7000万円(前年同月比7.5%増)で、8カ月ぶりにプラスに転換し、10月として過去最高を記録した。為替相場が円安基調に振れ、ラグジュアリーブランドのバッグなど、身のまわり品が好調に推移し、一般物品が 5.5%増と8カ月ぶりにプラスとなった。化粧品・食料品を含む消耗品は19.1%増と二桁増。国別では、中国・台湾が売上高、購買客ともにプラスだった。

内訳は一般物品売上高が約456億2000万円(5.5%増)、消耗品売上高(化粧品、食料品など)が約90億5000万円(19.1%増)。一人当たりの購買単価は約9万6000円で1.2%減だった。

購買客数は56.4万人(8.9%増)で、10月として過去最高を記録した。

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