7月スーパーマーケット統計|売上高1兆1090億円5.5%増/既存店4.3%増
一般社団法人日本スーパーマーケット協会(JSA)、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)、一般社団法人全国スーパーマーケット協会(NSAJ)の3団体が、2025年7月の販売実績速報を発表した。7月は3団体会員企業のうち、パネル270社の8408店舗を集計している。
総売上高は1兆1090億2885万円で、前年同月比は全店で105.5%、既存店で104.3%だった。2023年2月以降、30カ月連続増となっている。
売上げの内訳は、食品が1兆0137億7946万円で106.1%、既存店104.9%。非食品が687億0147万円で98.2%、既存店が98.1%と前年に及ばなかった。その他が265億4835万円で101.5%、既存店が101.0%だった。
食品の内訳は、生鮮3部門の合計が3561億5104万円で既存店102.5%増。そのうち青果は1449億2230万円で102.7%、水産は917億1143万円で101.5%、畜産は1195億1732万円で103.1%といずれも前年をクリアした。惣菜は1241億2982万円で104.8%、日配は2295億5865万円で106.2%、一般食品が3039億3994万円で107.1%。
エリア別では、北海道・東北地方が既存店103.8%%、関東地方が105.2%、中部地方が104.7%、近畿地方が103.4%、中国・四国地方が104.8%、九州・沖縄地方が100.0%。全エリアで前年をクリアした。
保有店舗数別では、1~3店舗が103.1%。4~10店舗は102.9%、11~25店舗は104.4%、26~50店舗が103.6%、51店舗以上が104.5%。規模別による大きな差は見られない。
7月の1店舗当たりの平均月商は1億3190万円、売場1㎡当たり売上高は7.9万円だった。