三井不動産news｜｢(仮称)ららぽーと愛知東郷町｣(売場2万坪)2020年秋開業予定

三井不動産(株)（東京都中央区、菰田正信社長）は、愛知県愛知郡東郷町にリージョナル型ショッピングセンター「(仮称)ららぽーと愛知東郷町」を2020年秋に開業する。着工は3月1日。昨2018年9月にオープンした「ららぽーと名古屋みなとアクルス」に続いて、東海3県では2店舗目となる。

■「(仮称)ららぽーと愛知東郷町」イメージ

同施設は、東郷中央土地区画整理事業の一環であり、にぎわい空間を創出し、街全体の発展に寄与する商業機能を担うことを、その目的とする。

主要幹線道路の国道153号線と県道57号線から至近距離にあり、周辺地域からのアクセスもよい。さらに、南側隣接地にはバスターミナルが新設される予定だ。

延床面積約10万9600㎡(3万3212坪)、店舗面積約6万3900㎡(1万9364坪)の4階建てで、店舗数は約230店、駐車台数は約3900台を予定している。

■外観イメージ

敷地内に約4000㎡の緑地を整備し、屋外イベントスペースを設けるほか、バスやタクシーの発着場となる交通広場も整備する。コンセプトは「街のクラブハウス」。

■センターコートイメージ

ファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント、サービスなど、話題性の高い店舗を揃え、施設内各所に快適な休憩スペースを設ける予定だ。ファミリー層はもちろん、カップルやシニア層まで、幅広い世代の顧客が楽しめる施設を目指す。

また、災害時帰宅困難者待機スペース・電気自動車充電ステーションを設置するほか、共用部照明にLEDを採用するなど、防災・環境にも配慮する。

近隣には2011年11月開業、テナント150店舗の「イオンモール熱田」や2017年11月開業、テナント180店舗の「プライムツリー赤池」があるが、それらのショッピングモールとどう差別化できるかが課題である。

■施設周辺図

■(仮称)ららぽーと愛知東郷町 概要
所在地／愛知県愛知郡東郷町春木他（東郷中央土地区画整理事業地の一部）
建築構造／店舗棟  鉄骨造地上4階建（店舗：1～3階、駐車場：4階、屋上）
立体駐車場棟  鉄骨造地上4階建1棟、鉄骨造地上5階建1棟、鉄骨造地上6階建2棟
敷地面積／約8万9000㎡(2万6970坪)
延床面積／店舗棟 約10万9600㎡(3万3212坪)  立体駐車場棟 約8万0600㎡(2万4424坪)
店舗面積／約6万3900㎡(1万9364坪)
店舗数／約230店舗
駐車台数／約3900台
交通／名古屋鉄道豊田線「日進駅」約2.2km
着工／2019年3月1日
竣工・開業／2020年秋（予定）
環境デザイン／スタジオタクシミズ
設計・施工／竹中工務店