良品計画news|世界旗艦店「無印良品 銀座」レストラン・ホテル併設4/4開業

(株)良品計画(東京都豊島区、松﨑曉社長)は、4月4日(木)、「MUJI HOTEL GINZA」と「MUJI Diner」を併設した世界旗艦店「無印良品 銀座」を東京都中央区銀座3丁目に開業する。

(株)読売新聞東京本社(東京都千代田区、山口寿一社長)と三井不動産(株)(東京都中央区、菰田正信社長)が2月28日に竣工した「読売並木通りビル」に出店する。

無印良品 銀座

「無印良品 銀座」では、靴下や肌着、タオル、スリッパ、化粧水など、日用品を中心に売場を展開する。それぞれの商品の品質や価格にこだわるだけでなく、その商品の背景が伝わるような売場づくりを目指す。

「無印良品 銀座」は、1階から6階までの6フロアで構成される。

青果売場イメージ(1階)

1階の青果売場では、関東近県の農家を中心に、有機栽培や減農薬で育てられた野菜や果物を全国から取り寄せ、常時30~50品目を揃える。メインテーブルでは旬の商品を紹介する。毎日試食品を提供し、野菜や果物の栽培ストーリーなども伝えていく。また、生産者による店頭販売や、お客参加型の産地ツアーも計画している。

ジューススタンドイメージ(1階)

ジューススタンドでは、季節の旬の果物や野菜を注文を受けてから新鮮なジュースにして販売する。また、「Café&Meal MUJI」で人気の蒜山ジャージー牛乳を使ったソフトクリームも提供する。

ベーカリーでは、ロールパン、サンドイッチのほか、本和香糖を使ったクリームパン、京都の小豆を使ったあんぱんなどを店内で焼き上げて販売する。

ブレンドティー工房では、有機栽培の緑茶、ほうじ茶、ルイボス茶をベースにしたブレンドティーを32種類、量り売りする。オーダーを受けてからブレンドするので、顧客は作業工程も見て楽しめる。

素材を生かした日替わり弁当や丼、麺類、サラダ、カットフルーツなども揃える。さらに、日替わり弁当を届けるサービスを新たにスタートさせる。注文は「MUJI passportアプリ」を使って行う。ただし、銀座周辺(中央区、千代田区、港区)エリア限定ではある。

4階では、「本の仕立てサービス」を行う。本を買って読むだけではなく、カスタマイズすることで自分だけの一冊をつくることができる。装丁し直したり、撮りためた写真で上製本写真ノートをつくったり、さまざまな「本の仕立て」が可能である。また活版印刷機を使ったカードへの印刷もできる。

5階には「MUJI SUPPORT」を設置する。専門スタッフが収納のしかた、商品選び、家全体のコーディネートなどの相談に応じる。また、電球の交換、ブラインドの掃除など、自宅での困りごとにはアドバイザーがサポートする。

6階には、複合的なデザイン文化の発信基地「ATELIER MUJI GINZA」を展開する。展示を企画する2つの「Gallery」、お茶や酒を楽しめる「Salon」、デザイン・アート関連の書籍を揃えた「Library」、イベントやワークショップを開催する「Lounge」を設ける。

地下1階には、食の大切さ、楽しさを伝えるレストラン「MUJI Diner」がオープンする。
朝食(営業時間:7時30分~11時)は、「1日のはじまりに、体を整える」をテーマとし、つくりたての豆乳がゆ、おにぎりとみそ汁、焼きたてのパンと目玉焼きなど、シンプルで体にやさしい朝食セットを用意する。

昼食(営業時間:11時~15時)は「美味しい定食」をテーマとし、毎朝、小田原漁港から届く鮮魚の日替わり定食を用意する。

夕食(営業時間:17時~22時)は、「みんなで囲む食卓」をテーマとし、小田原漁港から届く魚介類や、厳選した肉や野菜など、素材や鮮度にこだわった食事を提供する。

「無印良品 銀座」の上層階に同時開業する「MUJI HOTEL GINZA」は、中国の深圳、北京に続いてのオープンで、6階にフロントを設置し、7~10階で79部屋の客室を提供する。UDS(株)(東京都渋谷区神宮前1-19-19 2F、中川敬文社長)が企画・内装設計、運営を担当する。

■無印良品 銀座 概要
所在地/東京都中央区銀座3-3-5
開業日/4月4日(予定)
フロア構成/地下1階~地上6階(7層)
レストラン/MUJI Diner 118席(地下1階)

■MUJI HOTEL GINZA
所在地/東京都中央区銀座3-3-5
開業日/4月4日(予定)
宿泊予約開始/3月中旬
企画・内装設計・運営/UDS
客室構成/全79室、13.62㎡~51.62㎡
フロア構成/6~10階
レストラン/44席(6階)

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