セブン‐イレブンnews|7/26「町田玉川学園5丁目店」省人化店舗として開業
(株)セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区、永松文彦社長)は、7月26日(金)、東京都町田市の「町田玉川学園5丁目店」を省人化テスト店舗としてリニューアルオープンした。
〈省力化店舗 イメージ〉
この実証実験は2019年3月に発足したセブン-イレブンの社内組織「省人化プロジェクト」による取り組みの一環として行うもので、作業時間・作業量を大幅に削減することを目的としている。
店舗運営の効率化を実現するために、店舗作業に要する時間の計測や従業員の動線・移動距離の分析を一から行い、得られたデータをもとに仮説を立てて店舗を設計した。
主な新設備は、①新型カウンター内収納、②カウンター内冷蔵庫、③セルフレジの3点。
①新型カウンター内収納
作業中の移動回数や時間、距離を計測すると「レジカウンターからバックヤードへの移動」が多かった。レジ横で販売するファストフードや梱包材の運搬がその原因だった。そこで、レジカウンター内にファストフード用包装材などの消耗品を収納できる収納スペースを用意した。
〈新型カウンター内収納〉
②カウンター内冷蔵庫
新型カウンター内収納と同様に「レジカウンターからバックヤードへの移動」の削減を図るために設置する。カウンターで販売するファストフード商品を保管できる冷蔵ケース。
〈カウンター内冷蔵庫〉
③セルフレジ
セルフレジは、カウンター設置型と独立設置型を用意する。独立設置型はセルフレジとして常時運用する。カウンター設置型は通常はセミセルフレジとして運用するが、人員が足りない場合など状況に応じてセルフレジとして活用する。
〈セルフレジ〉
セルフレジの導入で最大540分の作業時間削減を、カウンター設備で最大84分の削減を図る。また、直近の新店舗から順次導入している「省人化10設備」や食洗機などとあわせて、合計約901分(約15.1時間)の削減を目標としている。
〈省人化10設備〉
■セブン-イレブン町田玉川学園5丁目店 概要
所在地/東京都町田市玉川学園5-1-3
開店日/2019年77月26日