天満屋ストアnews|西日本豪雨被害の「天満屋ハピーズ真備店」8/23営業再開
(株)天満屋ストア(岡山県岡山市、野口重明社長)は8月23日(金)、倉敷市真備町のスーパーマーケット「天満屋ハピーズ真備店」を再開オープンする。平屋建ての売場面積470坪。駐車台は106台を備える。
同店は2016年4月にオープンしたが、2018年7月6日の西日本豪雨で塔屋を残して水没するという甚大な被害を受けた。被災直後から、店舗駐車場で「とくし丸」による仮設店舗での販売や、被災前の運行ルートの再開など地元生活者へ支援を行ってきた。その後、「地元とともに復興を果たす」を基本方針として、地元従業員や真備店を建築した地元の関係者の回復を待ちながら、営業再開に向けて計画を進めてきた。
新たな店舗のコンセプトは「地域住民に寄り添う店づくり」。
青果は、地元農家から直送した野菜と、産地を厳選した果物を中心に揃えて、トマトも強化する。
水産は、サーモン・鮭の品揃えを充実させるとともに、「魚屋さんのお寿司」に加えて、刺身や焼魚などの即食も強化する。
精肉は、新たに交雑牛「瀬戸内晴ればれ牛」の取扱いを開始する。また、おつまみや簡便商品を提供する。
惣菜は、インストアベーカリーのほか、「焼き鳥」「かきあげ」「チキン南蛮」などのおかず惣菜に加えて、原材料や減塩など健康に配慮した弁当も販売する。
加工食品は、セブンプレミアム、健康嗜好商品、個食・適量商品を揃える。
セブンカフェの導入、イートインコーナーの拡充、街のふれあい掲示板の設置など、コミュニティスペースとしての機能を強化する。
施設面では、LED照明や高効率型冷蔵ケース導入のほか、食品トレー、牛乳パック、ペットボトルの各種リサイクルBOXをの設置する。また、フードバンク活動への参加など資源の有効活用と省資源活動を行う。
■天満屋ハピーズ真備店 概要
所在地/岡山県倉敷市真備町箭田880番1
建物構造/鉄骨造平屋建て
敷地面積/7041㎡(2130坪)
売場面積/1554㎡(470坪)
駐車台数/106台
出店形態/借地出店
開店日/2019年8月23日(金)
営業時間/9:00~20:00
年間休日/1日
店長/政木重典(まさきしげのり)
従業員数/53名(パートタイマー等48名含む)