ワークマンnews|「#ワークマン女子」路面2号店の盛岡南店9/9開設
(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)は9月9日(木)、路面店の「#ワークマン女子」としては2号店となる盛岡南店を岩手県盛岡市にオープンする。これまで#ワークマン女子フォーマットはモール5店舗と路面1店舗を直営で運営してきたが、同店は同フォーマットで全国初のフランチャイズ店となる。
同店の製品構成はレディス2割、ユニセックスが主流のアウトドアウェアやレインスーツなどを含む男女兼用が6割、メンズ2割で、作業服・作業用品は扱わない。入口付近には女性売場や女性マネキンが置かれるが、実際は女性と男性客比率1対1をめざす店舗だ。なお、路面1号店の南柏店では平日の女性と男性の比率は7対3、家族での来店が多い休日は5対5、全体で5.5対4.5になっている。
店舗面積150坪でワークマンとしては大型店舗のため、同店の初年度売上予想は3億円。同社の標準店舗は100坪で平均売上げ1億6000万円なので、高めの設定となっている。
#ワークマン女子は、インスタ、YouTube、Twitter等のSNS投稿と口コミで顧客が顧客を呼ぶ「循環型SNS集客」店舗をめざしている。SNSで活用されるハッシュタグ「#」を店名に付けているのはこのためだ。顧客がSNSに投稿したくなる仕掛けとして、オリジナルゆるキャラ「わく子」を用いた子連れフィッティングルームや映える鏡、デザイン外壁、インスタの「#足元倶楽部」用のデザイン床を設置する。店舗外観から店内、商品にいたるまで、顧客に積極的に撮影・投稿してもらうことで「バズる」店にすることが目的だ。
来店客の3~4%がSNSで店舗や製品を発信すると「バズる」店になるが、同フォーマット1号店でトップ繁盛店の桜木町コレットマーレ店のインスタ投稿率は6%。盛岡南店ではSNS投稿率4%を目指している。
岩手県ではワークマンやWORKMAN Plusの新規出店は限界に近づいているため、#ワークマン女子の出店や、既存店のWORKMAN Plusへの建て替えを進めていく予定だ。ワークマンは同店の出店で通常店592店、WORKMAN Plus 321店、#ワークマン女子7店の計920店の展開となる。
■#ワークマン女子盛岡南店
所在地/岩手県盛岡市向中野1丁目20
交通/東北自動車道 盛岡南ICより車で8分
オープン/9月9日(木)
店舗面積/150坪
初年度売上予想/3億円