サミットnews|4/6新店「サミットストア世田谷船橋店」/GO GREENを体現

サミット(株)(東京都杉並区、服部哲也社長)は4月6日(水)、東京都世田谷区に「サミットストア世田谷船橋店」を開店した。

旧「朝日新聞生産技術実験所」跡地に建設中のマンション「アトラスシティ世田谷船橋」に併設され、同店の開店で、店舗数は東京都88店舗、神奈川県15店舗、埼玉県11店舗、千葉県6店舗の120店舗となった。

店内では各所で環境への配慮を行い、持続可能な社会に貢献する。環境への配慮や防災対策、地域コミュニティと共に行うイベントなどに取組み、「GO GREEN」チャレンジ宣言の取組みを体現する店舗となっている。詳しくは、以下の通り。

1.ペットボトル自動回収機

ペットボトルの店頭回収は、自動回収機を用いてボトルを選別・圧縮し、物流効率よく回収した上で、再びペットボトルにリサイクルする。さらに、回収機を利用すると、サミットポイントカード会員にはペットボトル1本あたり0.2ポイントがつく。

2.「発泡スチロール以外のプラスチック製食品トレー」の店頭回収


これまでも店頭で「発泡スチロールトレー」「紙パック」「アルミ缶」「ペットボトル」「ペットボトルキャップ」を回収しリサイクルしてきたが、世田谷船橋店では「発泡スチロール以外のプラスチック製食品トレー」の回収も実施する。回収した食品トレーは、高熱や圧力によるケミカルリサイクルで基礎化学原料に戻し、再度、食品トレーにリサイクルする。

3.ペットボトルキャップをリサイクルした買い物かごの導入


店頭回収したペットボトルキャップは、専門業者へ売却し、プラスチック原料に再生している。同店では、その再生原料を30%配合した買い物かごを初めて導入した。1個の買い物かごに、ペットボトルキャップ97個分が使われている。また、ペットボトルキャップの売却代金は、認定NPO法人「世界の子供にワクチンを日本委員会」に寄付し、ミャンマーやラオスなどにワクチンや、ワクチンを冷蔵・冷凍したまま輸送する機器の購入に使われる。

4.環境に配慮したカトラリーの採用


総菜売場のカレーなどの商品に添付していた先割れスプーンは、バイオマス原料40%配合のものに変更してさらに軽量化し、レジ横什器で提供する。また、従来プラスチック製だったデザートスプーンは紙製に、ストローはバイオマス原料99%配合のプラスチックに変更した。

5.食品ロス削減の取組み


売れ残って廃棄されてしまう商品を削減するために考案され、一部店舗で実施されている「もぐもぐチャレンジ」を同店でも実施する。販売期限がせまった商品に値引きシールと共に「もぐにぃシール」を貼り、対象商品を率先して買ってもらうことで、廃棄となる食品の削減を目指す。シールを10枚集めるとガチャガチャなどのゲーム、または寄付活動に参加できる。世田谷船橋店で5店舗目の実施となる。

6.生ごみ処理機の導入


同社で初めて、店舗バックヤードに、野菜くず等の生ごみを微生物のちからで分解する生ごみ処理機を導入した。各部門の商品化工程で発生した端材等を投入し、約24時間で10分の1程度にまで量を減らすため、廃棄物の運搬や焼却処理に伴うCO2排出量を削減することができる。さらに、この一次発酵物は取引先で堆肥にリサイクルする。

7.太陽光発電


屋上には太陽光発電設備を設置し、発電した電力は冷蔵・冷凍設備の一部に使用する。太陽光発電の導入は、成城店、横浜岡野店、野沢龍雲寺店、五反野店に続き、5店舗目。

8.デシカント空調

従来の空調よりも効率よく除湿することで、売場を快適に保つとともに、湿度による冷蔵ケースへの負荷も減らし、省エネを図る。

9.災害時に役立つ設備


災害に備え、様々な設備を設置した。店舗正面の「防災ベンチ」は座面を開くと保管スペースになり、給水用のポリタンク(25個)が保管されている。また、店舗入口の近くには、下水道に直接つながったマンホールトイレ専用のマンホールがあり、災害時には組立て式の便座とテントを被せることで、トイレとして使用することができる。さらに、周辺で火事が発生した際に消火活動に貢献できる防火水槽(40t)があるほか、屋上には断水時にも給水できるよう受水槽(3t)を設置している。受水槽は1階納品口横の専用蛇口につながっている。断水時には地域住民の利用も想定している。

10.地域との絆を深める取組み


近隣の小中学校の店舗見学・体験学習の授業を受け入れるほか、子どもたちの学びにつながる取組みを学校と相談しながら進めていく。また、地域住民が参加できる店内イベント(はじめてのおかいもの、レジ打ち体験、店舗見学会、スフィーダ世田谷FCとの体験イベント等)を、毎月計画する。さらに店内では、「GOGREEN」チャレンジ宣言の取組み紹介や、地域の広域避難場所などを示した大きな「世田谷マップ」、店内イベント情報を掲示するスペースを設ける。

11.スフィーダ世田谷FCとの取組み


日本女子サッカー「なでしこリーグ」1部に所属し、世田谷区をホームタウンにしている「スフィーダ世田谷FC」とスポンサー契約をしている。このチームと共に、地域住民を招いて行うサッカー教室、ブラインドサッカー体験、等のイベントを計画している。

12.「ミニけんコミ(仮称)」の実施


「けんコミ」は、「食と健康」のコミュニティの場として気軽に立ち寄ってもらい、健康測定器によるセルフチェック、管理栄養士による健康相談やレシピ提案などを通じて、心身共に健康になるきっかけ作りになるような場だ。2021年3月に初めて導入して以来、、既に4店舗で展開している。世田谷船橋店では、地域住民が参加できる店内イベントとして「ミニけんコミ(仮称)」を実施する。

■サミットストア世田谷船橋店
所在地/東京都世田谷区船橋6-27-21
売場面積/1648㎡(499坪)
駐車場/57台(うち車イス用1台)
駐輪場/121台
営業時間/9:00~23:00
店長/鷲尾 宏二 (わしお こうじ)

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