三越伊勢丹news｜フィリピン初出店､11/18｢MITSUKOSHI BGC｣開業

(株)三越伊勢丹ホールディングス（東京都新宿区、細谷敏幸社長CEO）と野村不動産(株)は、フィリピン大手不動産会社のFederal Land Incorporated（フィリピン・マカティ市）とフィリピン・マニラで住宅と商業施設の大型複合開発プロジェクトを共同開発している。その商業施設である「MITSUKOSHI BGC」の先行オープン日を2022年11月18日（金） に決定した。施設のグランドオープンは2023年春頃を予定している。

フィリピンにおける、 日系百貨店と日系デベロッパーによる複合開発プロジェクトは、この物件が初めてとなり、三越伊勢丹グループがフィリピンで商業施設を開業するのも初めてだ。

プロジェクトは、約1万5000㎡（4538坪）の敷地を開発し、高層部の地上3階～最高棟54階には、分譲タワー型コンドミニアム「ザ・シーズンズレジデンス」の「HARU(春)」「NATSU(夏)」「AKI(秋)」「FUYU(冬)」の計4棟、総戸数約1400戸が建設される。低層部の地下1階～地上3階に「MITSUKOSHI BGC」が開業する。

MITSUKOSHI BGCは「NEXT MANILA LIFESTYLE」をコンセプトに、日本やフィリピンのショップ約120店舗で構成されるショッピングモールだ。日本の“デパ地下”をイメージした地下1階には、 生鮮食品や日本の食料品を扱う「MITSUKOSHI FRESH」や、日本でも人気の洋菓子店「東京ミルクチーズ工場」、 アジアや欧米でも展開するクッキー専門店「Ben’s Cookies」など、計33ブランドが出店する。

地下1階のフードコートは日本の“蔵”をイメージし、「三ツ矢堂製麺」「カレーハウスCoCo壱番屋」など、 フィリピンでも人気のある日本の飲食店をはじめ、計13ブランドが出店する。

１階はBeautiful Life（化粧品・ファッションライフスタイル）のフロア。「MITSUKOSHI Beauty」や「KANEBO」（2022年12月開業予定）、フィリピン発のスキンケアブランド「Pili Ani（ピリ アニ）」など計6ブランドのコスメショップが出店。ファッションライフスタイルでは、「SNIDEL」（2022年12月開業予定）といったアパレルブランドや「SEIKO」「Maker’s Watch Knot」といった日本の時計ブランド、「LEXUS」のショールームが出店する。

２階はInspired Life（生活雑貨・レストラン）をテーマに、「紀伊國屋書店」やメガネ店「OWNDAYS」といったショップが出店。レストランには、寿司屋「千両」や「ラーメン凪」の新業態ショップなどの日本食レストラン、 シンガポール発のミシュラン一つ星中国料理店「PUTIEN（プーティエン）」といった飲食店など、計33ブランドが入る。

３階はEntertainment Life（エンターテイメント）のフロア。AR、VRといった最新技術を用いた最新の屋内型アミューズメント施設の開業を予定している。

■MITSUKOSHI BGC
所在地／8th Avenue corner 36th Street, 1630, Bonifacio Global City, Taguig City, Metro Manila, Philippines
開業日／先行オープン2022年11月18日（金）、グランドオープン2023年春頃
延床面積（商業施設部分　地下1階~地上3階）／約2万8000㎡（8470坪）
営業時間／10：00～22：00
テナント数／約120店舗
運営会社：Sunshine Fort North Bonifacio Commercial Management Corporation