ライフnews|ロッテ・ヤクルト本社と共同でヤクルト容器など回収実験開始
(株)ライフコーポレーション(東京本社:東京都品川区、大阪本社:大阪市淀川区、岩崎高治社長)は、(株)ロッテ(中島英樹社長)および(株)ヤクルト本社(成田裕社長)と共同で、使用済みポリスチレン食品容器(ヤクルト容器および雪見だいふくのトレー・ピック、以下「使用済みPS容器など」)などを消費者から回収し、ケミカルリサイクル術による水平リサイクルへの適性を検証する実証実験を、3月9日(月)から8月31日(月)まで「スーパーマーケット ライフ豊洲店」で開始する。

同回収実験は、2024年~2025年に実施した使用済みガムボトル容器回収・リサイクル実証実験を基盤に、店頭回収の実績があるライフおよびロッテと、「ヤクルト」の容器の水平リサイクルの仕組みを確立することを目標に、CR(ケミカルリサイクル)に関して先行するヤクルト本社の3社が連携することで実現した、日本初の取り組みとなる。
使用済みポリスチレン(PS)はリサイクルに適したプラスチックのひとつであり、マテリアルリサイクル(MR)や各種CR(油化およびモノマー化)への適性が高いことが特長だ。CRは化学的な分解・精製工程を経ることなどでバージン(再生でない、新品)材と同等の品質を実現できるため、高い品質と安全性が求められる食品容器包装などへの利用に適している。また、PSはCRの中でも比較的短い工程で高効率に再生できる「モノマー化」が適用可能となる。

一方、同回収実験の対象となる使用済みPS容器などは、PETボトルや食品トレーなどのような、大規模な分別回収と水平リサイクルのシステムが構築されていないことから、スーパーマーケットを拠点として生活者に分別回収への認知と協力を広げながら、水平リサイクルの社会実装に向け、店頭での分別回収の検証を開始する。

回収された使用済みPS容器などは、選別・粉砕したのち、CRへの適性を検証するとともに、一部は実際にリサイクル原料として利用する計画。なお、同回収実験には、(株)トベ商事 (戸部智史社長)が店舗からの回収事業者として、CBC(株)(圡井正太郎社長)がリサイクルサプライチェーンマネジメント事業者として参加している。
