森ビルnews|3/13「麻布台ヒルズマーケット」開業/食の専門店34店
森ビル(株)(東京都港区、辻慎吾社長)は3月13日(水)、施設面積約 4000㎡(約1200坪)のフードマーケット「麻布台ヒルズ マーケット」をオープンした。
「麻布台ヒルズ」は2023年11月24日(金)に開業していて、「麻布台ヒルズ森JPタワー」(高さ約330m、64階)、「麻布台ヒルズレジデンスA」(240m、54階)、「麻布台ヒルズレジデンスB」(270m、64階)、そして商業施設「ガーデンプラザA・B・C・D」から構成される。
麻布台ヒルズフードマーケットはガーデンプラザCの1階と地下1階に出店する。「世界に誇れる次世代型マーケットを創る」をコンセプトとして、34の食品専門店が出店する。32店舗が集中レジ対応。
地下1階の先頭は「京都八百一」。京都の青果卸で、食肉や惣菜専門店、飲食店を経営する。東京では百貨店の食品売場に展開している。売場では旬のタケノコ、イチゴや半調理野菜「クック1/2」を品揃えする。
鮮魚売場は「やま幸鮮魚店」。豊洲市場に出店する仲卸「やま幸」が麻布台ヒルズという都心居住者に向けて高質な鮮魚小売店を展開する。
また、鮮魚では「根津 松本 麻布台」が出店する。鮮魚の専門家の間で「極上のそのまた極上」を意味する「一の線」と呼ばれる高質魚介を扱う。
精肉は「日山WAGYU」、「築地鳥藤」、惣菜は和洋中やエスニックをカバーする専門店揃えとなっている。
代表的な企業では「アール・エフ・ワン」が出店する。また、飲食スペースを備えた「パーラー矢澤」は洋風惣菜を品揃えする。
アジア系ではベトナム惣菜を主力とする「カム バイ スタンドバインミー」が出店する。
グロサリーと冷凍食品と酒類は「明治屋麻布台ストアー」が担う。37店舗目となる同店は売場面積41坪を確保する。
施設全体のテナント数は150。エルメス、カルティエなどのラグジュアリーブランドの物販、和食、イタリアン、フレンチの飲食店が入る。
施設全体の居住人口3000人、昼間勤務者人口2万人が計画されている。年間来館者数は3000万人を見込む。