良品計画news|国内初の木造店舗「無印良品唐津」「無印良品日田」9月オープン

(株)良品計画(東京都文京区、堂前宣夫社長)は、無印良品初の木造店舗となる、佐賀県唐津市の「無印良品 唐津」を9月6日(金)に、大分県日田市の「無印良品 日田」を9月27日(金)にオープンする。また2店舗は大規模木造店舗で日本初の「ZEB」認証を取得した。

2店舗は、グループ企業の(株)MUJI HOUSE (東京都文京区、堂前宣夫社長)が「無印良品の家」を設計する際に採用している耐震性能に優れた木造ラーメン構造の「SE構法」で大規模木造店舗を実現。さらに省エネ・創エネ技術を組み合わせることで「ZEB」評価を取得した。

また良品計画は8月1日(木)、唐津市・日田市それぞれと、各市で災害が発生した際に、各店舗に設置している防災設備を提供する「地域防災に関する連携協定」を締結している。災害時には店舗運営の復旧に努め、店舗の商品を各市民が購入できる体制を速やかに整備する。

そのほか、店舗の防災設備として「かまどベンチ」を設置。通常時はベンチとして使用するが、災害時に「かまど」として使用することができるレンガ囲いの土台を利用したベンチ。「無印良品 日田」のかまどベンチは、日隈小学校の児童と製作している。

さらに下水道と直結できる「マンホールトイレ」や被災者向けの電子通信機器用充電ステーションを設置し、災害時に地域住民に開放する。

2店舗の周辺地域は、3世代での住民が多く、世代を超えた交流が盛んな地域。「無印良品」は20年、30年と末永く営業を続け、唐津市・日田市それぞれの市に住む人々が「この地域に住み続けたい」と思い、これから先の世代にも各市で住むことを誇りに思えるような買い物環境、交流の場、災害時に防災設備の利用が可能な店舗環境を整えることで、世代を超えた交流の場を目指す。

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