三越伊勢丹news|第5回「女性が輝く先進企業」内閣府特命担当大臣表彰受賞

(株)三越伊勢丹(東京都新宿区、杉江俊彦社長)は、平成30年度「女性が輝く先進企業表彰」で、内閣府特命担当大臣(男女共同参画)表彰を受賞した。授賞式は12月17日(月)総理大臣官邸で行われた。「女性が輝く先進企業表彰」は今回で5回目となる。

「女性が輝く先進企業表彰」は、女性が活躍できる職場環境の整備を推進するために、役員・管理職への女性の登用に関する方針、取組みや実績、またそれらの情報開示において顕著な功績があった企業が選ばれる。

三越伊勢丹では、パートタイマーを含む全従業員の女性比率が70%を占める。顧客も女性が多いことから、女性のさらなる活躍が企業の成長につながると捉えて、3つの内容に取り組んだ。第1は積極的なキャリアパス支援、第2はワーク・ライフ・バランス支援、第3が多様な働き方の推進である。

第1の積極的なキャリアパス支援では、従業員との直接面談を実施し、転換試験の受験資格を見直した。たとえば、時給制契約社員から、領域・勤務地限定社員への転換や、正社員への転換など積極的に行った。それによって、5年間で400名以上が正社員として登用された。その8割は女性である。

第2のワーク・ライフ・バランス支援では、育児に関して法定を上回る制度を設けた。また、キャリアに関する相談をし、セミナー、質問会などを開催して、従業員の両立志向に応じた取り組みを導入した。短時間勤務者でも希望者は職務に登用して、キャリアの中断を防ぐための支援を行う。現在32名の管理職女性が、短時間勤務をしながら育児と仕事を両立している。

第3の多様な働き方の推進では、社外に対しては、ホームページ上で女性の活躍推進に関わる実例を配信している。また社内に対しては、在宅勤務やフレックス勤務を活用して、より柔軟な働き方を推進している。

内閣府特命担当大⾂表彰(男女共同参画)は、ほかにも (株)アシックス、アフラック生命保険(株)、住友生命保険相互会社、(株)横浜銀行の4社が受賞した。

さらに上のランクの内閣総理大⾂表彰は、(株)埼玉りそな銀行と(株)新日本科学の2社が選ばれている。

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