フジnews|2020年4月から新卒定期採用者の奨学金返還支援制度導入
(株)フジ(愛媛県松山市、山口普社長)は、2020年春、2021年春に入社する定期採用者に対する奨学金返還支援制度を導入し、2020年4月から運用開始する。
近年、少子高齢化・生産年齢人口の減少が進み、とくに流通業における採用環境は厳しさを増している。同社でも必要な人材の確保や、将来を見据えた人材確保および育成は、重要な経営課題のひとつだ。
今回導入する制度は、2020年3月、2021年3月に大学または大学院を卒業・修了予定で、月給制社員として入社する者のなかで、日本学生支援機構第一種奨学金(無利子)または第二種奨学金(有利子)の貸与を受けていて、この制度に申し込んだ定期採用者が対象となる。また、継続勤務かつ指定研修・特定課題修了、資格試験認定により、同社が定める標準昇格基準を満たした場合に適用し、入社2年目、4年目、7年目に1回あたり10万円、1人当たり総額30万円を夏季賞与として支給される。
この制度の導入によって、人材の確保とともに、入社後の経済的負担を軽減することで、能力を最大限に発揮できる環境を整備し、フジの将来を担う人材育成を行う。