イオンnews|九州のイオン・マックスバリュ9/1レジ袋無料配布中止
イオン九州(株)(福岡市博多区、柴田祐司社長)は、2009年から食品売場でのレジ袋無料配布中止を段階的に実施している。9月1日(日)から新たに九州の「イオン」および「イオンスタイル」14店舗と「ワイドマート D&F」7店舗で食品売場のレジ袋の無料配布を中止する。
これにより、九州の「イオン」「イオンスタイル」「イオンスーパーセンター」全64店舗と「ワイドマート D&F」全7店舗のすべての店舗で、レジ袋の無料配布が中止されることとなる。ただし、この64店舗の中に食品売場がイオン直営ではない「イオン有家店」「イオン錦店」「イオン江北店」は含まない。
◆9/1からレジ袋無料配布中止を実施する店舗 イオンショッパーズ福岡店、イオンスタイル笹丘、イオン野芥店、イオン壱岐店、イオンマリナタウン店、イオン二日市店、イオン長崎店、イオン島原店、イオンチトセピア店、イオン鹿児島鴨池店、イオンプラザ大島店、イオン鹿児島中央店、イオン南宮崎店、イオン都城駅前店 ワイドマートD&F麻生田店、ワイドマートD&F宗方店、ワイドマートD&F森町店、ワイドマートD&F新町店、ワイドマートD&F那珂川店、ワイドマートD&F月出店、ワイドマートD&F和白東店 |
イオン九州の取り組みは二酸化炭素削減と環境保全活動の促進を目的としたもので、開始から9年経過した2018年度のレジ袋辞退率は70.2%に上っている。
なお、レジ袋を希望する顧客には環境負荷の少ないバイオマス素材のレジ袋を有料で提供している。この有料レジ袋の収益金は地域の環境保全活動に取り組む団体に全額寄付される。つまり、レジ袋を利用した顧客も環境活動に貢献できる仕組みとなっている。2018年度の寄付予定総額は104万1366円に上る。
一方、マックスバリュ九州(株) (福岡市博多区、佐々木勉社長)でも同様の取り組みを進めている。
同じく2019年9月1日(日)からマックスバリュ九州の113店舗でレジ袋の無料配布を中止する。なお、大分県店舗、熊本市店舗、北九州市店舗、合志市店舗、宇土市店舗、山鹿市店舗、菊陽町店舗、水巻町店舗の45店舗ではすでにレジ袋無料配布中止を実施している。今回の113店舗を加えることにより、マックスバリュ九州の全店での取り組みとなる。
<店内告知>
マックスバリュ九州でもエコバック、マイバスケットの持参を呼びかけつつ、環境に配慮した有料レジ袋を希望する顧客には「Lサイズ」を3円、「2Lサイズ」を5円で販売する。また、これまでレジ袋を辞退した顧客に実施していた2円引きのサービスは、8月31日に終了する。
6月15日のG20エネルギー・環境相会合にて、2020年4月1日以降にレジ袋の有料化が義務付けられることが発表されている。イオングループではすでにマイバッグ持参の促進や一部店舗でのレジ袋無料配布の中止を取り組んできたが、今後さらにこの動きを加速させる。