大丸松坂屋百貨店news|ショッピングバッグ・食品ポリ袋を環境配慮型に変更
大丸松坂屋百貨店(東京都江東区、好本達也社長)は8月から、大丸・松坂屋16店舗で使用するショッピングバッグ、食品ポリ袋を環境に配慮した包装資材に順次切り替えていく。
食品売場では2011年12月に、食品専用ショッピングバッグ(未晒)を全社共通デザイン・仕様に変えたが、8月からは、使用する紙をFSC認証の紙に切り替え、紙の厚さを従来よりも薄くすることで、森林保護につなげていく。
9月には、ショッピングバッグを、環境配慮型紙製に、また食品ポリ袋を、植物由来の原料を30%使用する製品に順次切り替えていく。植物原料に変えることで二酸化炭素の排出量を約24%削減できるとしている。
同社ではJ.フロントリテイリンググループが定めたサステナビリティ方針に基づき、環境や社会に配慮したESG経営を推進し、地球環境の保全と社会課題の解決に取り組んでいく。企業の長期的な成長のためには、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の3つの観点が必要だという考え方が世界的に広まってきている。