PayPay news |10/1から｢まちかどペイペイ｣実施で最大で10%消費税還元

PayPay(株)(東京都千代田区、中山一郎社長)は、経済産業省が推進する「キャッシュレス・消費者還元事業」において、｢PayPay｣で決済した顧客への還元方法などの詳細を決定した。

「キャッシュレス・消費者還元事業」は、消費税率が引き上げられる2019年10月1日から2020年6月30日までの9カ月間にわたって、中小・小規模事業者が営む飲食店・小売店やサービス事業者などで、消費者がキャッシュレスで支払った場合のポイント還元を国が支援するというもの。

日本政府は消費税の需要平準化対策、キャッシュレス対応による事業者の生産性向上や消費者の利便性向上を目的に、この事業に対して2019年度予算に2798億円を計上している。

PayPayボーナスが還元されるのは「キャッシュレス・消費者還元事業」の公式サイトの「登録加盟店一覧」に掲載されているPayPay加盟店、または下記のポスターがあるPayPay加盟店。

還元期間は2019年10月1日午前0時～2020年6月30日午後11時59分で、還元されるのは決済日の翌月20日前後。また還元には上限があり、①1回の決済で2万5000円相当、②ひと月2万5000円相当(2%還元と5%還元の合計額)となっている。

PayPayは「キャッシュレス・消費者還元事業」に関連して、10月1日から「まちかどペイペイ」などの新キャンペーンを開始する。また、「PayPay」での支払いに応じて進呈している利用特典および抽選企画「PayPayチャンス」の内容を変更する。

「まちかどペイペイ」は第1弾として、5%還元対象店舗において「PayPay」での支払いに対して、最大5%のPayPayボーナスを上乗せする。期間は10月1日～11月30日。このキャンペーンで、消費者は還元事業で還元される5%のPayPayボーナスに加えて、さらに5%加算されて、最大で10%のPayPayボーナスを獲得できる。

PayPay利用特典は、現在、支払方法に応じて最大3%のPayPayボーナスを付与しているが、10月1日から最大1.5%へ変更する。また現在、20回に1回の割合で最大1000円相当のPayPayボーナスが当たる抽選企画「PayPayチャンス」は、25回に1回の割合で最大100円相当に、100回に1回の割合で最大1000円相当に変更する。

■還元内容一覧表