日生協news|「サステナブルシーフード・アワード」でチャンピオン受賞

日本生活協同組合連合会 (東京都渋谷区、本田英一代表理事会長) は「第1回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード」において「コラボレーション部門・チャンピオン」を受賞した。


〈「第1回 ジャパン・サステナブルシーフード・アワード」授賞式〉

「第1回 ジャパン・サステナブルシーフード・アワード」は、日本のサステナブルシーフード・マーケットの活性化に貢献した業界のリーダー(組織・個人・プロジェクト)を表彰するもので、日経ESG、(株)シーフードレガシーが主催し、日本生協連などが協賛する「東京サステナブル・シーフード・シンポジウム2019」に併せて開催された。

このシンポジウムは、サステナブル・シーフード(持続可能な水産物)を社会に広めていくことを目的としたもので、2015年から毎年開催されている。サステナブル・シーフードを推進する企業、行政、NGOなどの参加者による講演やトークセッションが行われた。

トークセッション「小売から広がるサステナブルシーフード・イニシアチブ」にスピーカーの一人として参加した日本生協連商品本部の松本哲本部長は、コープ商品の環境への取り組みや、持続可能な水産物の調達についての日本生協連の取り組みなどを説明した。また生協組合員に対して、MSC認証やASC認証などを紹介するパンフレット「コープのエシカル」を作成していることも紹介した。

日本生協連が受賞したのは、「インドネシア・スラウエシ島エビ養殖改善プロジェクト(AIP)」で、インドネシア企業の PT.Bogatama Marinusa / PT.BOMAR(BOMAR社)、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)、WWF-Indonesia(WWFインドネシア)と協働して実施しているプロジェクトだ。

今回の受賞では、⑴養殖現場、環境NPO、流通企業が手を取り合い、消費者のサポートを得てつくり上げた包括的なプロジェクトであること、⑵地域の環境・経済的サステナビリティ、日本の消費者への啓発と寄付金を通じた巻き込みがサステナビリティに配慮した食のサプライチェーン構築の手本となる活動であること、が高く評価された。

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