楽天news|「楽天西友ネットスーパー」の物流センター(横浜市)を新設

楽天(株)(東京都世田谷区、三木谷浩史会長兼社長)は 1月16日、合同会社西友(東京都北区、リオネル・デスクリーCEO)と協働運営するネットスーパー事業「楽天西友ネットスーパー」の新たな物流センターとして、三井不動産(株)(東京都中央区、菰田正信社長)が開発する大型物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク横浜港北」(神奈川県横浜市) の全フロアを賃借すると発表した。

延床面積は約5万㎡(1万5151坪)で、数万アイテムの商品を取り扱う。2020年秋頃からの稼働を予定している。


〈三井不動産ロジスティクスパーク横浜港北〉

同施設は東名高速道路「横浜青葉IC」から約4.6キロ、第三京浜道路「港北IC」から約4.5キロ、首都高速横浜北線「新横浜IC」から約6.3キロに位置し、トラックでのアクセスに優れている。

地上4階建ての施設には、効率的な入出庫を可能にするため、トラックバース(荷物の積み下ろしをするための施設とトラックを接車するスペース)を1階と3階に設置し、スムーズで安全性の高い動線を実現した。

「楽天西友ネットスーパー」は、楽天がもつ ID数1億以上の強固な会員基盤とECの知見、西友が実店舗で培ってきた生鮮食品の販売をはじめとするスーパーマーケット運営のノウハウなど、両社の強みを活用しながら協働運営するネットスーパーサービスだ。2018年10月25日に本格稼働した。

近年、共働き世帯の増加やライフスタイルの変化によって、ネットスーパーサービスへのニーズが高まっている。楽天西友ネットスーパーの売上げも1.3倍(2019年10月25日~12月31日前年同期比)と順調に成長しており、さらなる需要の拡大が見込まれる。

現在は、生鮮品をはじめとする食品、日用品などを、西友の実店舗、千葉県柏市内のネットスーパー専用物流センター、都内に設置した配送拠点などから配送している。

新設する物流センターは、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯で商品の保管ができるよう冷蔵・冷凍庫を完備するとともに、倉庫内作業を効率化する搬送設備などの自動化設備を導入する。これにより、オペレーションの効率化(同規模の通常オペレーションと比較して60%程度の省人化)、配送エリアの拡大、受注可能件数の増大を図る。

■三井不動産ロジスティクスパーク横浜港北
所在地/神奈川県横浜市都筑区川和町
稼動開始/2020年秋頃(予定)
延床面積/約5万㎡(1万5151坪)
建物/地上4階建

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