PPIHnews|ドンキプロデュースのファミリーマート店舗の実験終了

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長、PPIH)と()ファミリーマート東京都港区、澤田貴司社長は、立川市・世田谷区・目黒区の東京都下3店のファミリーマート店舗で実施している共同実験を229()に完了する。

実験はファミリーマート店舗にドン・キホーテの品揃えや売場づくり、運営手法を取り入れて行われた。既存店舗を改装し、20186月から実施されてきた。改装前のファミマの品目数は3400、改装後はファミマの品目数を2200に縮小し、新たにドンキの2800品目を加えて計5000品目に拡げ、ドンキ風の陳列手法を採り入れるなどした。その結果、実験店舗では、菓子や日用品、カウンターで販売する焼き芋などが好調に推移した。また、売上高・客数・客単価すべてが大きく伸長した。

ただし、かつてコンビニが経験したことのない品目数を揃えて売場を構築したために、個店ごとのオペレーションの課題も浮かび上がった。これは当初から懸念されていた課題でもあった。

PPIHでは、当初計画通りの効果検証が出たとして実験を終える。共同実験で得られた検証成果は、両社の今後の店舗づくりや商品施策に活用し、商品の共同企画などの連携も検討していく。

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