ローソンnews|オリジナルカップ飲料改良で年間70トンのプラスチック削減

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は、3月17日(火)に、、全国のローソン店舗1万3702店(2月末時点)で、オリジナルカップ飲料「カフェオレ」「カフェオレグランデ」「カフェオレエスプレッソ」の3品をリニューアル発売する。カップフィルムをなくし、プラスチック使用量を1本あたり約1.5g減らす。これにより、年間約70トンのプラスチック削減を見込む。

従来のカップ飲料には、クリアカップのまわりに栄養表示やバーコードなどが印刷されたカップフィルムが貼られていた。これをクリアカップに栄養表示やバーコードなどを直接印刷する方法に変える。また、付属のストローを、植物由来のバイオマスプラスチックを一部に使用したものに切り替える。

同社は、2019年4月オリジナルのカップ飲料のプラスチック製上蓋を無くした。2019年5月店内淹れたてコーヒー「MACHI café」のアイスコーヒーSサイズのカップを紙製に変えた。それぞれ年間約320トン、年間約540トンのプラスチック使用量の削減につながる。さらに、2019年11月にはナチュラルローソン店舗で弁当を紙製包材の使用に変えた。

これらは同社が掲げている「2030年に2017年度対比で容器包装プラスチック使用量を30%削減」目標にそった取り組みだ。さらに同社では2050年にオリジナル商品の容器包装プラスチックを環境配慮型素材100%使用するという目標も設定している。

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