イオンnews|イオンスタイル海老江で産学5社が空調エネ削減システム実験

イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は、3月28日(土)、大阪市福島区で開業する都市型のネイバーフッドショッピングセンター(NSC)「イオンスタイル海老江」(運営はイオンリテール)において、産学5社による「人流等のデータとAIを活用した空調エネルギー削減システム」の実証実験を開始する。産学5社とは、イオンリテール(株)、関西電力、神戸大学、オプテージ、日建設計総合研究所。スーパーマーケットでは世界初となる実験だ。同施設は100%再生可能エネルギーで運営される。

実験では施設内に温度計等のセンサを設置して、人流・動線・温湿度・CO2濃度等のセンシングデータを収集・蓄積する。そのデータをもとに、AIを活用してスマート空調制御と先端的なサービスの提供を行う。

スマート空調制御では、①外気の導入/遮断、②空気の再利用、③人の粗密による風向・風量制御に関して、AIを活用して最適な空調自動制御を行い、その省エネ効果を実証する。

また、先端的なサービスでは安全・安心な店舗環境、お客の待ち行列の解消、そして高度なマーケティングに資するソリューションを提供して、その実効性の検証を行う。

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