イオン九州news|5/20即時配達「PayPayダッシュ」の実証実験再開

イオン九州(株)(福岡市博多区、柴田祐司社長)は、緊急事態宣言を受けて停止していた、 福岡市天神地区限定の即時配達サービス「PayPayダッシュ」の実証実験を5月20日(水)から再開する。終了日時は未定。

この実証実験はイオン九州とヤフー(株)(東京都千代田区、川邊健太郎社長)が共同で行っている。顧客が弁当やパン、飲料、菓子などの商品を、配達先を指定して「PayPayダッシュ」のアプリ上で注文すると、最短30分で商品を受け取ることができる。

「PayPayダッシュ」の配達員は注文を受けた後、店舗で該当商品をピックアップし、自転車で配達先に届ける。

支払いは、商品を受け取る際に「PayPay」のアプリ上で行う「PayPay」決済か、商品を注文する際に「PayPayダッシュ」のアプリ上で行うクレジットカード決済の、いずれかを選択する。

実証実験の再開に合わせて、5月20日~5月31日の期間、アプリでの購入時に商品価格を20%OFFとするクーポンコードを期間限定で提供する。

日常生活における感染拡大防止の実践例を示した厚生労働省の「新しい生活様式」は、デリバリーや電子決済の利用を推奨しており、ウイルス対策が緩和された後も即時配達サービスの需要は拡大すると見込まれる。そこで、この実証実験の再開に際し、「PayPayダッシュ」では、配達圏を福岡市中央区の西鉄福岡(天神)駅付近の一部地域から博多駅前や博多南地区をはじめとする複数のエリアに拡大する。

3月16日~4月4日の期間で実施した「PayPayダッシュ」の実証実験では、ランチタイム時にはおにぎりや弁当などが、日中には菓子などの購入が多く見られた。この結果を踏まえて、再開後は弁当の種類を増やすほか、サラダ、惣菜、野菜なども加えて商品数を従来の約150種から約330種に拡大する。また、商品購入時の最低注文金額を設けない「1商品から運んじゃうキャンペーン」を実施する。

新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、配達員の検温や体調管理に加え、手洗い、うがい、アルコール消毒などの対策は引き続き徹底する。

イオン九州とヤフーはこの実証実験によって、実店舗から配達先のラストワンマイルの即時配達ニーズを把握するとともに、ニーズにあわせた取扱商品の拡大など、さらなる買物体験の向上に努める。

関連カテゴリー

戦略 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧