H2Onews|神戸阪急「六甲山地区ドローン配送実用化に向けた実証実験」参画

エイチ・ツー・オー リテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長)グループの神戸阪急(神戸市中央区)は、6月18日(木)に、神戸市が実施する「六甲山地区ドローン配送実用化に向けた実証実験」に参画する。

実証実験は、鉢巻展望台(神戸市灘区六甲山町南六甲)から記念碑台(同北六甲)までの六甲山上空を、縦15.3センチ、横27.8センチ、高さ16.5センチのケースを抱えたドローンを飛行させて配送するというもの。空中利用権の賃借、ドローンによる商品混載配送、商品温度管理調査、上空における携帯電波の有効性などを実験して検証する。

神戸阪急は刺身、寿司、プリンなどの商品を提供して、商品の温度管理調査などの検証データを収集する。

神戸市は、人口減少時代の都市づくりのため、2019年度から「Be Smart KOBE」プロジェクトをスタートさせて、さまざまな課題解決サービスの実証実験に取り組んでいます。ドローン配送は、物流分野での人手不足の解消や感染症リスク、環境負荷の低減などにつながるため、近い将来の実用化が予想されている。

参画しているのは、トルビズオン(プロジェクトマネジメント)、セイノーホールディングス(物流)、SkyDrive(ドローン提供、オペレーション)、成ワ薬品(医薬商品提供)、ソフトバンク(通信提供)、阪急阪神百貨店・神戸阪急(飲食物提供)。

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