コンビニnews｜大手3社が共同配送の実証実験/東京･江東区40店舗でテスト

(株)セブン-イレブン・ジャパン（東京都千代田区、永松文彦社社長）、(株)ローソン（東京都品川区、竹増貞信社長）、(株)ファミリーマート（東京都港区、澤田貴司社長）の大手コンビニ3社は、内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム（SIP）」の一環として、経済産業省の支援のもと、店舗への配送の一部を共同配送するという実証実験を行う。

SIPは府省の枠や旧来の分野の枠を超えたマネジメントに主導的な役割を果たすことで、科学技術イノベーションを実現するために、内閣府が創設したプログラム。

実証実験では、各社の常温配送の商品をそれぞれのセンターから同じ物流拠点へと運び入れ、チェーン横断的に効率化した配送ルートで、コンビニ3社の近接した店舗に対し、同じトラックで商品を納入する。また一部商品については、物流拠点で在庫し、店舗ごとに仕分けするという、共同在庫のテストも行う。

実証実験の期間は8月1日（土）から8月7日（金）の7日間、テスト店舗は東京都江東区内のセブン‐イレブン13店、ローソン14店、ファミリーマート13店の40店舗。

二酸化炭素排出量の削減などの社会課題を解決するため、各社ごとに最適化してきた物流網を、コンビニ3社が連携して、新たな物流の効率化・最適化を検討していく。