コックスnews|ライフスタイルブランド「LBC」を今秋リブランディング

イオングループのカジュアルファッション専門店(株)コックス(東京都中央区、寺脇栄一社長)は、2020 年秋、ライフスタイルブランド「LBC(エルビーシー)」をリブランディングする。

「LBC」は、Life Basic Communication(生活の基本は会話から)の頭文字をひとつずつ取って1997年に誕生したブランドだ。LBCはこれまで「私の街の雑貨やさん」をコンセプトにして衣食住に関わる商品を販売してきたが、秋からは新テーマ「How beautiful!」とし、「“小さな発見。小さな感動”をもとに、お客さまに小さな幸せを贈るライフスタイルストア」を目指す。

背景にあるのは、時代の潮流だけでなく、コロナウイルス感染症の拡大によって生活様式が変化してきていることだ。アウトドアやスポーツ、人と人とのつながりや自然といった屋外へのアプローチもイメージできるブランドへの転換を図る。同時に、ブランドロゴもデジタル視認性を改善し、緑色が「植物」、橙色が「太陽」、水色が「水」をイメージする目を引くアイコンに変える。こうしたリブランディングによって新たなポジションを確立していく。

リブランディングでは、アパレル商品は、「ノンエイジ/ジェンダーレス」を軸にしたベーシックアイテムを充実させる。またテレワーク需要や女性の社会進出に伴って、ワンマイルウェアや、キレイ目カジュアルアイテムを拡大させる。また、環境にやさしい素材を使用した商品や、自然・オーガニックをキーワードとしたSDGsへの取り組み、さらには家で過ごす時間の増加や防災から需要が高まっている保存食・レトルト食品の展開も行っていく。

コックスは全国のファッションビルやショッピングモールなどを中心に220店舗を展開する。また公式オンラインストアなどのEC事業も展開している(2020年7月末時点)。メンズ・レディス・キッズ・ファッション雑貨・ライフスタイルグッズとその関連商品の企画、製造、小売販売を行なう。最近ではひやマスク・ぴたマスクといったヒット商品がある。

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