ワークマンnews｜｢#ワークマン女子｣10年間で400店舗出店を目指す

(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)は、10月16日(金)に「＃ワークマン女子」店を横浜桜木町駅前のコレットマーレにオープンする。当初は1店舗だけのコンセプトストアと位置付けていたが、前評判が非常に高くなったため、全国展開することを決定した。

　■｢＃ワークマン女子｣：イメージ

今後は作業服、作業用品を扱わない一般客向けだけの店舗の名称を「＃ワークマン女子」に統一して、路面店を中心に10年間で400店舗を新規出店する見込みだ。男性客向け製品も扱っていることが認知されるまではチラシ媒体などには「＃ワークマン女子with男子」の店名も使う。

｢＃ワークマン女子」の売上げ割合は最終的に女性4割、ユニセックス2割、男性4割とする。当初は女性向け製品数が不足するため、当面の女性用製品の売上げは全体の3割を目指す。現在のWORKMAN Plusの開店時には女性客が過半数を占めているため、製品が充実すれば4割の売上げは可能であると見込む。女性用製品を拡大させるために女性製品開発人員を強化していく。

作業服を扱っている従来店からの転換は難しいため、｢＃ワークマン女子」はすべて新規出店となる。路面店の営業時間は、朝夕に集中するプロ客を意識した従来店の7時～20時ではなく、10時～20時とする。

現在は女性用製品の充実と人気製品のジュニアサイズ化を進めているため、次の出店は来年春になる。東京の区部と近郊、地方の県庁所在地で7店舗が出店交渉中だ。当初は年間20店舗から始めて、年間50店舗の出店を目指す。主力の路面店はすべてフランチャイズ店とする。なお、ショッピングモール店は作業服を扱わないため、今後の出店はすべて「＃ワークマン女子」となる。

規模のメリットを享受することを目的として、「＃ワークマン女子」店だけの専売品はなく、取り扱い製品はすべてPlus店でも購入できるようにする。｢＃ワークマン女子」の路面新店の初年度の売上高は1店平均2億円を見込んでいる。