クリエイトSDnews|スマートロッカーによる処方薬受け取りの実証実験

ドラッグストアの(株)クリエイトエス・ディー(神奈川県横浜市、廣瀨泰三社長)は、「スマートロッカーを介した処方薬の非対面受け取りサービス」の実現に向けた実証事業を開始する。(株)SPACER(東京都中央区、田中章仁社長)と神奈川県が連携して進める。

実証事業は、患者が処方箋を提出し、薬剤師による服薬指導を受けた後、スマートロッカー「SPACER」を使用して薬を受け取る仕組みを構築して、非対面での薬の受け渡しを行う。具体的には、特徴の異なる4店舗において、ロッカーを活用した薬の受け渡しサービスを試行的に導入する。利用者は店舗に処方箋を提出し、服薬指導を受ける。その後、利用者には薬の準備ができた段階でスマホに通知とロッカーの解除キー(URL)が届く。利用者は都合の良い時間にロッカーを開けて薬を受け取る。

これによって待ち時間の短縮、待合室での三密回避など、店舗の抱える課題の解決策となっているか、利用者の受容性調査などと総合して検証していく。

そして将来的にはオンラインでの処方箋の提出、オンラインでの服薬指導等にも取り組み、With/Afterコロナ時代における、薬局・患者双方にとっての「新たな薬の受け渡し」「患者の利便性向上」の実現を目指す。

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