イオンnews|トップバリュ商品の「お取引先さまホットライン」開設
イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は、取引先と従業員からの相談・通報を受付する「お取引先さまホットライン」を開設した。
新設されたホットラインは、プライべートブランドのトップバリュ商品において、原材料調達、製造、在庫管理、配送、販売といった、原料の段階から製品やサービスがお客の手に届くまでの全プロセスである、サプライチェーンに関わる企業、組織に所属する従業員を対象としたグリーバンスメカニズム(苦情処理・問題解決の仕組み)となる。
ホットラインでは、総合窓口は第三者機関であるNGOの一般社団法人ASSC(アスク)が行い、相談者が希望する場合は匿名でイオンの窓口へ報告される。相談の内容により、イオンとASSCが対応していく。
イオンではサプライチェーン全体に責任を持つというポリシーのもと、法令の遵守、働く人々の適切な雇用などの人権課題や環境への取り組みをサプライヤーへ依頼する「イオンサプライヤー取引行動規範(イオンサプライヤーCoC)」を2003年に制定している。
現在は、トップバリュおよびトップバリュコレクションのサプライヤーと、監査を通じて課題の確認と改善を行っているが、「お取引先さまホットライン」を新たに設置することで、サプライチェーン全体の取引行動規範およびイオンの人権基本方針の実現を図っていく。