神戸物産news|業務スーパー全国で900店舗達成/製販一体体制でFC店伸長

(株)神戸物産(兵庫県加古郡、沼田博和社長)がフランチャイズ本部として展開している「業務スーパー」が、山口県下関市に1月28日にオープンした「業務スーパー吉見店」をもって、全国900店舗を達成した。

2000年3月に兵庫県三木市に第1号店をオープンして、約21年間で900店のチェーン化を果たしたことになる。とくに2004年から2005年にかけては、平均して3日に1店舗のペースで出店が進んだ。フランチャイズ加盟店には、ローカルスーパーマーケットも多い。

同社の強みはフランチャイズ方式と国内に23の自社グループ食品工場を所有している製販一体体制だ。牛乳パックに入った「水ようかん」など、独自のアイデア商品などを数多く開発している。また世界各国から食材をコンテナ単位で大量に直輸入する。

そして独自の商品陳列方法、大容量の商品や冷凍食品を主力商品にする。この一線を画した運営が価格志向の顧客に受けた。2020年10月期の売上高は3408億円(連結)に上る。

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