アマゾンnews｜バローと東海地方で協業/プライム会員向け生鮮販売

アマゾンジャパン合同会社（東京都目黒区、ジャスパー・チャン社長)は、(株)バローホールディングス（岐阜県多治見市、田代正美社長兼会長）と今夏を目途に、Amazonプライム会員向けサービスとして､バローの実店舗で取り扱う生鮮食品のオンライン販売および最短2時間配送サービスの提供を東海地方において開始すると発表した。

両社は2021年の夏を目途に、Amazon.co.jpのWebサイトおよびAmazonショッピングアプリ上にバローのストアをオープンさせる。

バローは東海・甲信越・北陸・近畿地方を中心に「スーパーマーケットバロー」を239店舗展開する。注文品をバロー店内の専門スタッフがピッキングして、Amazonの配送ネットワークによって配達する。

サービス開始当初は愛知県名古屋市の一部エリアで開始し、配送エリアをその後順次拡大していく。東海地方におけるAmazonを通じた生鮮食品のオンライン販売・配送サービスの提供は初となる。

アマゾンではプライム会員向けサービスとして、東京・神奈川・千葉の一部エリアにおいて「Amazonフレッシュ」を展開。また、ライフコーポレーションとの協業で、東京・神奈川・大阪の一部エリアにおいてライフのストアを展開している。

今後、札幌や福岡など主要都市において、アマゾンとどこのスーパーマーケット企業が協業して展開していくのか。ネットスーパー需要の高まりを背景に、協業が加速化しそうだ。