イトーヨーカ堂news|グランツリー武蔵小杉でANAと連携「産直輸送」実験

(株)イトーヨーカ堂(東京都千代田区、三枝富博社長)はANAグループと、航空のスピード輸送と地上物流を有機的に連携した「産直空輸」による試験販売を、7月17日(土)と18日(日)の2日間、イトーヨーカドーグランツリー武蔵小杉店で実施する。

両者の取り組みは、2019年ANAグループ社員の提案がきっかけだ。、提案者を中心に賛同する有志で2年以上調査・検討・検証を行い、2021年3月から4回の実証実験を行ってきた。今回はーグランツリー武蔵小杉店の改装オープンに合わせて5回目となる実験を行う。

地方空港に近い農家のとれたて農作物を旅客機の貨物スペースを活用し、羽田空港に輸送して、収穫から最短6時間ほどで、店頭で販売する。

たとえば、これまで6割程度の完熟具合で出荷していたイチゴも、完熟状態で出荷することができ、糖度と鮮度の高い状態で提供できる。また、既存の流通には乗らない農産物、首都圏ではなかなか出回らない希少品や、地方に眠る逸品なども扱うことができるようになる。

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