ユニクロnews|ニューヨーク近代美術館とのパートナーシップ再更新

(株)ユニクロ(山口県山口市、柳井正会長兼社長)はニューヨーク近代美術館(MoMA)との約10年にわたるパートナーシップを再更新した。

同社は2013年5月にすべての人がアートに触れることができる機会を創出することを目的として、MoMAとパートナーシップを締結した。以降、ユニクロが提供する入館無料プログラムを通じて、約300万人がMoMAを訪れていいる。


ニューヨーク近代美術館 アビー・アルドリッチ・ロックフェラー・スカルプチャー・ガーデン

今回更新したパートナーシップではこの取り組みをさらに強化し、3つのプログラムを展開する。1つ目がニューヨーク市居住者を対象に、毎月1回MoMAの入館料が無料になるプログラム「UNIQLO NYCナイト」。2つ目が世界中の人々にアートとその作品から得るインスピレーションを楽しむ機会を提供する動画シリーズ「UNIQLO Art For All」のデジタル配信。そして3つ目がMoMAの収蔵作品をモチーフにしたコラボレーション商品の新コレクションの発売。

なお同社は、MoMA以外にも、世界有数の美術館とパートナーシップを結んでいる。2016年3月からイギリス・ロンドンのテート・モダン、2017年9月からボストン美術館、2018年3月からスペイン・バルセロナのバルセロナ現代美術館、そして2021年2月からはフランス・パリのルーヴル美術館とも提携している。各美術館で、入館無料プログラムやコラボレーション商品の販売、各種イベントの開催などを通じて、より多くの人がアートに触れ、理解を深める機会を提供することを目指している。

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