ファミマ 長野県諏訪で移動コンビ開始

ファミリーマートが長野県諏訪市で移動コンビニ「ミニファミ号」での販売を21日から開始する。

 

諏訪市湖岸通り、湯の脇、元町地区などの地域を中心に営業する。営業日時は月曜日~水曜日と金曜日・土曜日の10:00~16:00のうち約5時間の予定。諏訪市内の「ファミリーマート上諏訪駅西店」を基地店舗とする。

 

軽自動車タイプの「ミニファミ号」を使って、常温(加工食品、菓子、日用品など)、定温(おむすび、寿司、弁当)、冷蔵(サラダ、スパゲティ、日配食品など)、冷凍(アイス、冷凍食品など)の4温度帯で約150種類の商品を提供する。

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長野県諏訪市で使う「ミニファミ号」(オートマチックの軽自動車)。

 

会計はハンディレジを用いて行う。現金のみの対応で、ファミマTカードは利用できない。

 

ファミマは東日本大震災後の被災地支援の目的で、2011年9月に宮城県仙台市の避難所などで移動コンビニの営業を開始。以後、全国の買物不便地域へ営業を拡大してきた。

 

現在、全国17地域で展開しており、営業地域や要望に合わせて3トン車、2トン車、軽自動車の3タイプ計13台の移動コンビニが稼働している。

 

移動販売ではないが、セブン‐イレブンもトヨタ車体の超小型電気自動車「コムス」を使った宅配サービス「セブンらくらくお届け便」を2012年8月から開始している。2013年7月末現在で530台が運用されていて、今後1000台規模に拡大する予定だ。

 

都市部では今後、急激に高齢化率が高まる。首都圏や近畿圏でも小回りの利く移動販売や宅配の取り組みは活発になるだろう。

 

検索キーワード: ファミリーマート 移動販売 ミニファミ号

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