丸井news|コレクター向けフリマアプリ「magi」運営のジラフと資本業務提携 

(株)丸井グループ(東京都中野区、青井浩社長)は、トレーディングカードやスニーカーなどの売買に特化したフリマアプリ「magi(マギ)」などを運営する、(株)ジラフ(東京都中野区、麻生輝明代表取締役)との資本業務提携契約を締結した。これにより、丸井グループが展開する「エポスカード」、小売店舗「マルイ」「モディ」とさまざまな共創を開始していく。

丸井グループは、2026年3月期までの中期経営計画において、「将来世代の未来を共に創る」「一人ひとりの”しあわせ”を共に創る」「共創のプラットフォームをつくる」という3つのテーマからなる「インパクト」を設定している。

これらを達成するための重点項目の一つである「一人ひとりの”好き”を応援」の実現に向けて、これまでも「エポスカード」のアニメ券面の取り組みや、小売店舗「マルイ」「モディ」でのアニメ・マンガ・ゲームに関するイベントなどを推進してきた。

ジラフは、「2030年のスタンダードをつくる」という企業理念のもと、トレーディングカードやスニーカーに特化したフリマアプリ「magi」など、リユース市場で、ホビー、ファッションなどのコレクターズアイテムを中心としたさまざまなサービスを展開している。

今回、日本発トレカの世界的な人気やオンラインカードゲームで広がりつつあるNFTトレカを背景に、さらなる市場の拡大が見込まれるコレクターズアイテムの世界において、ジラフと丸井グループが一緒に取り組むことは、「一人ひとりの”好き”を応援」し、すべての人の”しあわせ”に寄与するものであると考え、このたびの資本業務提携契約の締結にいたったという。

今後は、丸井グループが展開する、700万人超の会員を持つ「エポスカード」や、年間2億人のお客が来店する店舗「マルイ」「モディ」といったアセット、ノウハウを活用し、両社のシナジーを最大化する共創を推進していく。

具体的な取り組み内容は次の3つ。

1つ目は、「magi」のECサイトやアプリで、エポスかんたん決済を今夏に導入すること。エポスかんたん決済の3つの特徴は以下の通り。

①クレジットカード情報の入力を必要とせず、エポスカード会員サイト「エポスNet」のログインIDとパスワードの入力だけでエポスカード決済が可能となり、新たに支払方法で“分割払い”が選択できるようになる。
②かんたん決済で買物時、「magi」ECサイトやアプリ内でエポスポイントが1ポイント1円から利用可能となり、さらに買物金額に対し通常よりエポスポイントが2倍多く貯まる。
③エポスカードの新規入会後、当日から「magi」ECサイト、アプリ内でエポスかんたん決済の利用が可能となり、2000円割引の入会特典が利用できる。

2つ目は、「マルイ」「モディ」でのリアル店舗の展開。「渋谷モディ」に、ジラフが展開するフリマアプリ「magi」のリアル店舗となる「magipoke(マギポケ)」が今秋にオープン予定。従来の「magi」店舗に比べ、コレクターだけでなくプレイヤーも気軽に来店できる商品展開を予定している。

3つ目は、「magi」商品のマルイ店舗での受付。「magi」で購入、出品した商品の受け渡しを、マルイ各店舗の「トルダス」や「ネット通販受け取り・返品カウンター」で可能にすることで、オンラインとオフラインを融合した、さらなる顧客体験の向上を目指す。

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