H2Onews|イズミヤSC河内長野店で「公道用電動カート実証実験」に参画

エイチ・ツー・オーリテイリング(株)(大阪府大阪市、荒木直也社長)は、イズミヤショッピングセンター等を運営する(株)エイチ・ツー・オー商業開発(大阪市西成区、今井康博社長)が、7月25日に大阪府河内長野市が開始した、公道用電動カートによる地域交通システムの実証実験に参画したと発表した。

この実証実験は、河内長野市、ヤマハ発動機(株)、千葉大学などが、公道用電動カート「グリーンスローモビリティ」を地域交通に活用することの社会的効果を検証するもので、「イズミヤショッピングセンター河内長野店」を運行ルートの発着点として提供している。

なお、「グリーンスローモビリティ」とは、時速20キロ未満で公道を走ることができる電動車のことを指す。

具体的には、急勾配な坂道が多い地域で、運転免許返納により移動手段に課題を抱える高齢者世帯を想定し、「電動カートによる移動支援が、人とのふれあいを増やし、健康長寿に繋がるのではないか」という考えのもと、ヤマハ発動機(株)の「グリーンスローモビリティ」を用いた効果を検証する。

期間は2023年1月21日(土)まで。運行日は、月・水・金・土で祝日の場合も運行する。運行時間は9時半~12時、13時~16時。ルートは、「イズミヤ SC 河内長野店 (大阪府河内長野市喜多町663)」を発着点とし、大師町・日東町方面への時計回りと反時計回りの2つ。ルート上であれば、無料でどこでも乗り降り可能。使用車両は、ヤマハ発動機製 公道走行用「AR-07(グリーンスローモビリティ) 」2台。

エイチ・ツー・オー リテイリング(株)は、「地域住民への生活モデルの提供を通して、地域社会になくてはならない存在であり続けること」を企業の基本理念としている。また、(株)エイチ・ツー・オー商業開発では、地域に根差した商業施設として、地域住民に寄り添った提案、活動を進めている。これらの理念・活動に基づき、河内長野市とエイチ・ツー・オーリテイリングは2019年6月に「河内長野市の資源を活かしたまちづくりに関する連携協定書」を締結し、地域まちづくり支援拠点(イズミヤゆいテラス河内長野)を中心に、ともにまちづくりに取り組んでいる。

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