ベルクnews|バーチャルマーケット出展でメタバース事業に進出 

(株)ベルク(埼玉県鶴ヶ島市、原島一誠社長)は8月5日(金)、メタバース上で8月13日(土)~8月28(日)に開催される世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット 2022 Summer」(主催:株式会社HIKKY)に出展すると発表した。

ベルクは今回のVRイベントで、企業出展会場の1つでニューヨークのタイムズスクエアを模したバーチャル空間「パラリアルニューヨーク」に、バーチャルならではの「ベルク VR ニューヨーク店」をオープンする。

その店内では現実のスーパーマーケットのような商品の販売は行わず、現実では絶対に実現不可能なショッピングカートを使った店内カートレース「Belc Kart(ベルクカート)」を開催する。売場を近未来とゲームをミックスしたようなデザインにアレンジした特別コースや、ベルクオリジナルのエナジードリンク「BARK(バーク)」を取るとスピードアップするなどの仕掛けも満載。最大4人で同時に遊べる禁断の店内カートレースを楽しめる。

また、店内中央ステージではベルクのマスコットキャラクターである「ベルクック」をバーチャル空間用にアレンジしたアバターとして展示する。今後はベルクのプロモーション活動等での活用も予定している。さらにイベント開催期間中には、お笑いコンビ「タイムマシーン3号」さんの公式 YouTube チャンネルや、VTuber ユニット「パラレルウォーカー」の YouTube チャンネルでも動画を配信する予定だ。

なお、バーチャルマーケット(通称 Vket)とは、メタバース上にある会場で、アバターなどの3Dアイテムやリアル商品(洋服、PC、飲食物など)を売り買いできる世界最大のVRイベント。2018年より開催し、日本はもとより世界中から100万人を超す来場者を誇りギネス世界記録™にも認定された、メタバースの先駆け的イベントだ。

商品売買のほかにも会場内で乗り物に乗ったり、映画を観たり、音楽ライブに参加するなど、バーチャル空間ならではの“体験”も提供する。さらに来場者間で音声によるコミュニケーションが可能で、現実世界で一緒に街を巡っているかのような臨場感が楽しめる。

3Dデータ商品の個人間売買を目的に始まったバーチャルマーケットだが、近年ではメタバース事業に参入したい大手企業によりリアル商品の販売も充実し、VRコマースの新たな可能性を創出している。

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