U.S.M.Hnews|独自研修「リテールシェフアカデミー」96人受講/食のプロ育成

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)(東京都千代田区、藤田元宏社長)は2月5日(月)、独自の人材育成プログラム「リテールシェフアカデミー」の受講生による、1日限定レストラン「リテールシェフレストラン」イベントを開催した。抽選で選ばれた店舗を利用する一般客16名がイベントに参加した。

「リテールシェフアカデミー」は、調理視点で販売力、商品力を高めるスキルを身につけることを目的に実施しているU.S.M.Hの研修で、2021年3月から、これまで96人が受講発表した。

調理師学校講師、現役シェフ、料理研究家などの食のプロの講師から、デモンストレーションを通じて、調理基礎を中心に食材の知識、調理器具の取り扱いを学ぶ。また、メニューのアレンジ力や表現力を養うとともに、顧客の生活スタイル・シーンを考え、食卓を彩るアイデアを生活者目線で発信する実践力を身につける。

まずは、調理の基礎知識・スキルを身につける「リテールシェフアカデミー1」で、6カ月で12講座を受講する。その後、食卓提案に必要な専門知識・スキルを身につける「リテールシェフアカデミー2」で、1年で11講座を受講する。1年半に及ぶ2つの研修コースを学んだ後もキャリア支援を行う。

そして「リテールシェフアカデミー」の最終プログラムとして、今回初めて「リテールシェフレストラン」イベントを開催した。受講生たちが研修で学んだ知識や技術をベースにオリジナルメニューを考案し、一般客にレストランスタイルで提供し、楽しんでもらうことを目的としている。

1年半にわたって研修を重ねてきた今年度の受講生6人が、ランチメニューをコース仕立てで提供し、お客から直接感想をもらう場となった。

同企画を担当するU.S.M.H 経営企画本部の矢口宏樹氏は、「現在、受講生は6期生となり、これまで 100 人近い社員が研修を受けています。売場では、今までなかった視点での提案も生まれていますし、商品開発では、調理法について自分の意見を伝えられるようになったと聞きます。まだ小さな広がりですが、今後水平展開してさらに広げていきたいと思います。そしてゆくゆくは、研修で得た知識により考案した商品を売場で紹介したり、お店でのサービスやメニュー提案につなげたり、たくさんのお客さまに成果をお届けできることを目指して参ります。 」とコメントしている。

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