イオンアグリ創造news|イオン三重いなべ農場「みどり認定」を取得

イオン直営農場の運営および農産物の生産委託に取り組むイオンアグリ創造(株)(千葉市美浜区、 福永庸明代表)が、イオン三重いなべ農場が2月21日付で「みどり認定」を取得した。

「みどり認定」は2022年7月に「みどりの食料システム法」が施行されたことに伴い始まった制度だ。「みどりの食料システム法は」は環境と調和のとれた食料システム確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律だ。みどり認定は、各都道府県が策定した環境負荷低減に関する基本計画に寄与する事業計画を遂行する生産者・事業者を、各都道府県が認定する。

イオン三重いなべ農場は三重県が策定した環境負荷低減事業活動促進に関する基本計画に即した、2024年3月から2029年2月までのた5カ年の事業計画を三重県に申請し、イオン直営農場で初めて「みどり認定」を取得した。

5カ年計画は、イチゴ栽培を対象に、(1)温室効果ガスの排出量の削減に資する事業活動として、ヒートポンプの導入、省エネに資する取り組みなど、(2)土壌を使用しない栽培技術における化学肥料・化学農薬使用量の削減として、天敵農薬、微生物農薬を主体とした減化学農薬防除体系の検討、紫外線照射などを活用した病害虫発生の予防など。

イオンアグリ創造は、現在21の直営農場を運営している。地域に根ざしたオーガニック栽培の拡大、CO2排出量実質ゼロ農業の実現に向けた取り組み、AIによる収量予測といった新技術の積極活用を進める。また新規就農者の支援・育成にも注力している。

イオンでは将来的にはその他直営農場での認定取得も視野に入れる。

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