オイシックスnews|一気通貫の新広告ソリューションサービス始動
オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)は、商品の認知・理解促進から流通拡大までを一気通貫で支援する広告ソリューションサービスを、7月29日(火)から本格始動した。
リテールメディアとは、小売企業が提供する広告媒体で、近年は「デジタル広告の第3の波」として世界的に注目されている。特に、第三者によるWeb上での追跡技術「サードパーティクッキー」の規制強化により、企業が独自に収集するファーストパーティデータの価値が一層高まっている。
オイシックスグループでは、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」のEコマースに加え、実店舗のチャネルも展開していることから、商品と売り場連動型のコラボレーション設計が可能だ。オンラインとオフラインの両チャネルを活用して一貫した価値提供ができる体制は業界内でも数少なく、オイシックスグループの強みといえる。
また、食材の仕入れ・調達、商品コラボ、販売までを一気通貫で支援することで、広告主が訴求したい「背景にある価値」や「新しい食べ方」の提案を、「体験」として顧客に伝えることができる。
さらにOisixのファーストパーティーデータ(企業が自社で収集した顧客データ)を活用して、顧客の興味・関心や購買履歴に基づいて、より効果的なターゲティング広告(サンプリング)が可能となる。
【サービス導入事例】
・Kit Oisixとのコラボ(開発):Oisix.com
くるみを“食材”として使う認識が浸透しておらず、汎用性が十分伝わっていない課題に対し、素材単体での販売ではなく、ミールキット「Kit Oisix」とコラボし、栄養価訴求と合わせ、サラダのトッピングとして新しい食べ方を提案する。
・サンプリング:Oisix.com
リニューアルのタイミングにメーカー発信のTVCMなどのマスプロモーションと連動し認知と喫飲体験を拡大させ、流通拡大にもつなげたいという課題に対し、関心のある顧客が自主的にカートに入れて受け取るサンプリング手法や、オプションの定期サブスクサービス内でも販売し、流通を拡大させる。