ヨドバシnews|2019年梅田タワー開設に先駆け回遊デッキが今秋完成
すでに発表されているが、(株)ヨドバシカメラ(東京都新宿区、藤沢昭和代表取締役社長)は、JR大阪駅北口に商業施設やホテル、バスの発着スペースなどを備える複合型高層ビル「ヨドバシ梅田タワー(仮称)」を建設する。2017年夏に着工し、2019年秋の完成を目指している。
「ヨドバシ梅田タワー(仮称)」は、ヨドバシカメラマルチメディア梅田が入居するヨドバシ梅田ビル隣の駐車場敷地を活用し、地下4階、地上34階建ての複合型高層ビルとして開発される。延床面積約10万0520㎡。地下1階から地上8階は商業施設、地上9階から34階は大阪市内で最大級となる約1000室を配置するホテルが入る。地下4階から地下2階は駐車場となる。
この一環としてヨドバシカメラがまちづくりの貢献事業の1つとして、先行して整備しているのがペデストリアンデッキ。都市再生特別措置法が定める都市再生特別地区として、大阪市が定めた。「ペデストリアンデッキ(pedestrian deck)」とは、高架になっている歩行者用の通路で、歩道橋の一種。 主に駅の周辺に、歩行者と自動車の通行を分離するために設置される。
大阪駅北エリアの歩行者ネットワークの拠点として、JR大阪駅大阪ステーションシティ カリヨン広場と施設側を結ぶ「A デッキ」、グランフロント大阪うめきた広場と施設側を結ぶ「B デッキ」を、いずれも既存ビルの2階レベルに施工する。これによって建物の外周を歩行できる回遊デッキが整備され、主要交通機関や周辺商業施設への利便性が増す。
ペデストリアンデッキは「A デッキ」と一部の回遊デッキが2017 年6 月30 日に、「B デッキ」と一部の回遊デッキは2017 年秋頃を目途に完成する予定。
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