東芝テックnews｜カート型セルフレジ｢ピピットカート｣を販売開始

(株)東芝テック（東京都品川区、池田隆之社長）は、バーコードスキャナとタブレットを搭載した「ピピットカート」を展開する。お客は買物をしながら商品の登録（スキャン）を行い、専用会計機で支払いがする。総合スーパー、スーパーマーケット、ホームセンター、ドラッグストアなどを販売ターゲットとしている。

お客はピピットカートで店内を移動しながら、付属のスキャナで購入する商品をバーコードを読み取ってカートに入れていく。タブレット上には読み取った商品の明細や合計金額が表示されるため、リアルタイムで買上げ情報を確認できる。商品スキャンが完了しているため、レジには並ばず、直接セルフの会計機で決済できる。これによってお客の待ち時間は通常レジとの比較で約3分の一の時間で済む。

店舗サイドではレジ業務の軽減にもつながる。またタブレットの画面上に、チラシや商品情報を表示できるため、販促ツールにもなる。販売台数は年間1500台を予定している。